Small twist

有名な理論から経験則まで、プレゼンを良くする「一手間(Small Twist)」を集めていきましょう。中の人は医療従事者(多忙)。Twitter id: presen_tan。 ※結構な割合で、自分の趣味のことを記事に混ぜています。

KISSの法則

シンプルなプレゼンを好む風潮が強まっている昨今ですが、シンプルプレゼンを語る際に必ずと言っていいほど取り沙汰されるのが、KISSの法則です。

何の略?

諸説あります。"Keep it simple, stupid(単純にしろよ、バーカ)" の頭文字を取ったと紹介しているところもあれば、"Keep it short and simple(短く、単純にしておけ)"の頭文字を取ったと紹介しているところもあります。

その意味するところは、「単純さこそが伝わりやすさの秘訣」という成功への経験則なのでしょう。「不必要に複雑にするのは避けるべし」という意味合いもあるのかもしれません。

 

スライド作成を例に

例えば、アイザック・アシモフが提案した「ロボット工学三原則」をスライドで紹介してみましょう(尚ここでは、スライドに箇条書きを使うなんて論外!とか、ありふれたテンプレートを使うなんて論外!などというクソリプは受け付けません。あくまでも一例ですので)

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普通に作ると上記のようにになるでしょうか。配布資料としてはいいでしょうが、スライドという点で考えると不合格です。一つ一つの項目が長すぎて、頭に入ってこないからです。
これを、(KISSの法則を意識して)short & simpleに作り直すと、下記のようになります。言ってることはだいたい同じですが、伝わり方はグンとupしますよね。

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※もちろん、原文をそのまま掲載しないと、ニュアンスが変わってしまうとか、引用のルールに反してるとか言われそうですので、「これは要約したものです」と但し書きをつけた上で原文を配布資料として配る、原文へのアクセス方法を明示するなどの心遣いは必要です。

 

というわけで

専門用語を羅列したプレゼンや無意味に冗長なプレゼン、構成が複雑なプレゼンは、場合によっては「その手の業界っぽく」「カッコよく」見えるかもしれません。最新技術を紹介するプレゼンなら、未来的な雰囲気を与えるかもしれません(実際、それを表現の一環とすることもあるでしょう)。

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未来ずら~

アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』より

仮にそうであったとしても、それは雰囲気止まりなわけで、伝わっているかどうかとは切り離して考えるべきなのです。

最終更新日:2016/10/18